リッツ・カールトン東京のフレンチ「Heritage by Kei Kobayashi」

食空間プロデュース会社、花生活空間代表の浜裕子です。

フランスでアジア人初のミシュラン3つ星を獲得したシェフ、パリのResturant KEIのオーナーシェフ、小林圭さん監修のフレンチレストランが、六本木のリッツカールトン東京に「Heritage by Kei Kobayashi」として2024年１月にオープン。

２月に予約をいれて、念願叶って行ってきました。

本当に素晴らしく最高、最上という言葉に尽きます。

コースは、5コースか7コースなので、5コース（前菜2種、魚、肉、デザート)で予約しましたが、最近、私は、フレンチに限らず、和食でもコースは重いと感じるので、コンプリートできるか心配でしたか、心配ご無用でした。

シャンパン、可愛らしいアミューズ3種から始まり、ペアリングもお願いしましたが、ワインのマリアージュも最高で、全てベストな状態で美味しくいただきました。（私にしては、珍しいことなのです)

洗練された黒を基調としたモダンな内装に、大都会を一望できる夜景が綺麗な窓際の角のお席、サービスも完璧で、美しいお料理、かといって奇を照らしたものでもなく、イノベーティブとはまた異なる、伝統的な正統派フランス料理を現代にアップデートした一品一品でどれも美味しく堪能いたしました。

食器は、有田のカネゼンさんの器が多く見受けられ、日本の器が多く使われている印象を受けました。

最初のショープレートは、色がありましたが、後は、ほとんどブラック&ホワイトの世界観。

カトラリーは、クリストフル。

食後の飲み物のカップ&ソーサーは、リモージュ、コケーでしたが、一見和食器にもみえる、和のテイストが随所に盛り込まれていました。

（器についてお尋ねしてもわかりませんとか確認してきますではなく、さっとお答えいただけるところもさすがでした)

大大満足で、すっかり小林圭さんのお料理のファンになりましたので、４月末にオープンするとらやさんとのコラボの銀座の方にも５月に予約を入れていただきました。

こちらのリッツカールトンのほうも素晴らしさを体感できたので、人をお誘いしやすくなりました。

さすがミシュラン3つ星のスターシェフのフレンチ、時代にあった今のフレンチとは、まさにアップデートしたフレンチとは、を考えさせてくださり、上質なサービス、空間も相まって、至福の時間となりました。