食空間プロデュース会社、花生活空間代表の浜裕子です。
「山川異域 風月同天」先日伺ったお茶のお稽古の時のお軸。
住む場所は異なろうとも風月の営みは同じ空の下で繋がっているという意味だそうです。
この漢詩を最初に贈られた人は、奈良の唐招提寺を創設した鑑真和尚。
約1300年前、天武天皇の孫、長屋王が、上記の漢詩が刺繍されている袈裟を唐の鑑真に贈り、鑑真が日本に渡ることを決意したと言われています。
昨年、武漢で最初にコロナが発生時、日本からの救援物資に「山川異域 風月同天」と記されて、大きな反響があったようです。
脈々と言葉が繋がっていることにも、感動し、お茶のお稽古を通しての学びにも感謝なのです。