食空間プロデュース会社、花生活空間代表の浜裕子です。
今週の土曜日7月30日は、土用の丑ですね。 土用の丑といえば、ウナギを食べる日として知られています。
7月にはいって、私は、ウナギを食べる確率高く、終日の花生活空間のレッスンのクイックランチでお出しするときもあるし、今日のお昼も鰻丼にしてしまいました。
気のせいか、うなぎやスッポンを食べるとパワーアップするような感じがして、事ある度に、いただいて、気持ちだけでもチャージしています。
さて、そもそも土用とは、なんでしょうか? それは、陰陽五行、暦に深くかかわっています。
浜の著書本のひとつ「おもてなしのテーブルセッティング七十二候」~旧暦で楽しむ和のしつらえ~ でも詳しく解説していますが、五行”で定められた暦があります。
五行とは、木・火・土・金・水。これは、春・夏・秋・冬にもおきかえられ、土用は、季節の変わり目をさします。
四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前、約18日の期間のことをいい、今は、立秋まえの土用ということになります。
丑は、十二支の「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、兎(う)・・・」の丑のことで、年を数えるときに使われるだけでなく、 方角や、月、そして日にち、時刻を数えるのにも使われていました。
土用の丑の日に、鰻を食べるようになったのは、江戸時代からで、うなぎ屋がうなぎが売れないで困っていることをきき、平賀源内が
「“本日丑の日”という張り紙を店に貼る」ことを発案し、うなぎ屋は大繁盛し、土用の丑の日は、鰻の日とう風習が定着したようです。
当時は、 「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」 という風習があったそうです。
なんでもヒットの裏側にはしかけとプロモーションありきですね。
季節のかわりめは、体調を崩しやすい時期でもありますので、ビタミンA豊富な鰻もよいですね。
旧暦や、由来を知って、和のテーブルコーディネートを楽しむことも素敵なことだと思っております。