食空間プロデュース会社、花生活空間代表の浜裕子です。
穏やかなお天気に恵まれたお正月ですね。
今年のお正月のテーブルコーディネートです。
本来雑煮椀は、吸物椀よりひとまわり大きいものなのですが、過日、金沢の古美術商でもとめた輪島塗の青漆の吸物椀を使いたくて。
緑色の漆、珍しいですよね。 青漆(せいしつ)と呼びます。
輪島塗、明治期、松竹梅の蒔絵が施されています。
時代物の漆器は、手に持った時に、優しく、蒔絵の塗も、現代ものものと違い、少し豊かな気持ちにもなります。
お重は、輪島塗沈金4段重。
松の形のお皿は、清水焼
蓋もの、箸置き、取り皿は、有田焼。
おめでたい吉祥尽くし。
お正月のテーブルコーディネートは、祝の形がわかるもので、食卓を整えることで、この1年のよいスタートがきれそうな感じがいたします。