食空間プロデュース会社、花生活空間代表の浜裕子です。
今日の東京は、久しぶりの晴れ間です。
この夏は、天候不順、台風、大雨の影響で、花材も例年のように、計画通り入手ができない事態に、陥っています。
日本人は、季節先取りは、大好き。食べ物も初物は、重宝されますし、ファッションも少し季節先取りは、おしゃれですよね。
花材も同じで、もう秋のお花が出回っています。
逆に過ぎてしまった行事の花材を手にいれるのは、一苦労です。
1週間前のお盆の時に使われる蓮の花。 私の見込みでは、注文で手にはいると思っていましたが、意外と手に入らないのです。
季節外れの花を注文するときは、いい値の結構高額な金額になります。 蓮の場合は、需要がないときに、池にはいっていただくので、人件費も加算されますからね・・・・
しかし、今回は、いろいろ探していただいていますが、蓮の花自体がもう、終わっているようで・・・・・
そうなると全体のコーディネートプランの見直しも必要になってくるわけです。
蓮に限らず、季節逆行のテーマのものは、細かなところで、いちいち壁にぶつかりながらの作業です。
でもそこで、工夫をこらして、あたらしいイマジネーションで、思わぬ意外な組み合わせが、デザイン的によかったり、斬新だったりすることもあるわけですから 苦労もデザインすることや、コーディネートすることで、楽しさにかわりますね。