食空間プロデュース会社、花生活空間代表の浜裕子です。
本日から 小満の次候の紅花栄(べにばなさかう)になりました。
あざみと似た花の紅花は、花市場でもこの時期出回ります。
蓋付の籠(実は、お弁当箱)にアレンジしてみました。
和のお花は、これぐらい控えな感じがよいなと私は、思います。
紅花は、かわいらしい花なのですが、葉の縁に鋭いとげがあって、気をつけていてもチクリと痛いのです。
その昔、紅色の染料として、生薬の原料として重宝されていた時代、きっと手を赤く血でそめながら花摘みをしていた女性たち・・・
紅花についての想いを、浜の著書「おもてなしのテーブルセッティング七十二候」で、記していますので、よかったらご高覧くださいませね。
誠文堂新光社から出版された「おもてなしのテーブルセッテイング七十二候」の撮影は、大人気のフォトグラファー南都礼子氏が、担当してくださったので、お写真がとにかくキレイなのですが、読み物としてもかなりボリュームがあります。
浜の日常、季節と寄り添う日々の暮らしのテーブルコーディネートが、この1冊に凝縮されている本です。
撮影:南都礼子