フラワー&空間コーディネーターの浜裕子です。
もう1か月前になりますが、7月の金沢セミナーの翌日は、山代まで足を延ばして、九谷焼の窯元を訪ねました。
大型タクシーをチャターして向かった先は、九谷焼の伝統工法を守り続ける名窯の菁華窯。北大路廬山人が、初代菁華の作風にほれ込み、作陶を学んだ場所としても有名。その名(号 菁華)のとおり染付の大家です。
花生活空間の生徒さまで、器の収集家でもいらっしゃる横浜マダムKさんは、菁華窯のお得意様でもあり、浜裕子、花生活空間一行が訪れることをオーガナイズしてくださいました。
看板は、北大路廬山人が彫ったものです。
畳敷きの店内には、美しい染付、色絵等の磁器が並び、全て菁華窯で焼かしたもののみ、おかれています。
まずは、お茶をどうぞということで、美味しいお菓子とともに・・・・
みてください。この茶托の高台。素敵なおもてなしに感激。
ひとしきり、4代目ご当主 須田菁華先生と歓談を楽しんだ後、花生活空間の皆様は、お買い物。
皆様、素敵なお買い物を楽しまれていらっしゃいました。
本物の器とは・・・を問いているかのような圧巻と器がもつ力強さ、凛とした気品、オーラをもつ器に、うっとりとため息もの。
どのお器も素晴らしいものばかりですが、先生は、器は、使ってこそ、料理を盛ってこそというお言葉に、激しく共鳴。
日常を豊かに、彩る器、本当に大事です。
須田先生をお囲みして記念撮影。
タイムスリップしたかのような情緒ある空間で、本物の器に触れ、上質な時間でした。
誠文堂新光社 月刊「フローリスト」10月号にて、九谷焼窯元を訪ねて をスペシャルバージャンにて、レポートしておりますので、ぜひ、9月8日の発刊をご期待くださいませ。
集合写真と 須田先生、横浜マダム、私のスリーショットは、藤本賢一カメラマン撮影によるもの。