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2019年
06月02日

お茶のお稽古にて、お軸とお茶杓(忘備録)

食空間プロデュース会社、花生活空間代表の浜裕子です。

月に3回ほど、お茶のお稽古に、通わせていただいております。

私が習いに伺っているお茶のお教室では、毎週、お軸が変わり、季節のお点前を楽しむことができます。

一昨日のお稽古は、茶杓飾りでした。

お軸は、前大徳寺泰道禅師の「青山緑水」

青山緑水の意味は、 新緑映えわたる季節、雄大な自然にあって、互いに耀き合い、命をたたえ合う。
自然から恩恵を得て、生かされていることに感謝し、日々家の暮らしも穏やかであるかと問うてみる。

だそうです。

中国唐の僧 龍牙居遁 禅師の 一節からのようです。

木食草衣心似月(もくじきそういこころつきににる)
一生無念復無涯(いっしょうむねんまたむがい)
若人居何処住問(もしひときょいずれとこにすむかととわば)
青山緑水是我家(せいざんりょくすいこれわがや)

木の実を食べ草の衣を着て生活すれば、自分の心も月と同じようになる。
一生は無念にして またかぎりも無い。
仮に、ひとから住居は何処かと問われたら、
即座に青山緑水是我家と応える。

この言葉になぜ響いたかというと、お茶のお稽古の前日に、根津美術館の庭園を散策し、本当に緑に癒されたから記憶に新しかったのです。

お茶杓は、先生の御持ち物で、前大徳寺積應老師書付き お銘は、和

立派なお道具でお稽古をさせていただき、感謝ですが、緊張いたします。

すらりとお軸も読めるようになるには、 長い道のりですが、茶の湯と テーブルコーディネートは、もてなす心というところで、共通点がたくさんあります。

和の世界は、奥が深すぎて、学びに 終わりがありませんが、それもまたいと楽しです。

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