食空間プロデュース会社、花生活空間代表の浜裕子です。
忘備録、
11月に入り、お習いしているお茶のお稽古は、炉でした。
今年も2ヶ月を切ったと思うと本当に早いですね。
お軸は、松風塵外心
しょうふうじんがいのこころとは、松風の音(湯が沸き、茶釜が鳴る音)に心が洗われ、世俗の塵から解放される心境をいい、茶室では俗事を忘れ、釜の湯の煮える音に耳を傾けなさいという意味だそうです。
お花は、炉開き椿
香合は、玄猪。
昔、炉開頃に宮中で亥の子餅を臣下に下され、それを包んだ物を玄猪包みと言ったそうです。炉開きのときは、この玄猪の香合を飾ります。
お菓子は、亥の子餅。
亥が火に強いことから、猪の月の最初の猪の日にこたつ開きや炉開きをすると火災を逃れられると言われていますが、現代の暦では年ごとに異なり、今年2024年は11月7日(木)です。
ちょうど立冬の日でも、ありますね。
冬仕度もはじめて、暖かくしてお過ごしくださいませ。