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2019年
09月15日

まさに食空間・食環境を楽しむところの料亭、金沢で最も歴史のある料亭つば甚にて

食空間プロデュース会社、花生活空間代表の浜裕子です。

金沢滞在中、金沢で最も歴史の古い料亭「つば甚」に伺いました。

料亭と割烹の違いは、ご存知ですか? その違いと楽しみ方は、浜裕子著「和食器のきほん」にて詳しく記しておりますが、料亭は、料理だけだなく、器、お部屋のしつらい、お軸、床の間、お花、庭、サービスほか空間、時間、気配、五感で食空間を楽しむところです。

車寄せで、タクシーを降りたところから番頭さんが、御迎えくださり、お気づかいがあり、さすがさすがの一流店でした。

建物も歴史を感じる佇まいで、創業1752年、金沢を代表する料亭と言われています。

素足は、宜しくないので、必ず、靴下を持参いたしましょう。

個室には、ほのかなお香がたかれていました。

私たちは、重陽、月見の季節の御膳をいただきました。

まずは、重陽から朱盃で、菊酒を。

お酒は、金沢の蔵元 福光屋さんのお酒をつば甚さんオリジナルで作っていただいたものとか。

期待感が広がります。

サービスをしてくださった方は、若い男性で、和装、言葉遣いも丁寧、所作もきれい、

野点弁当になっていて、こちらも時代ものだそうです。

サイドの蓋は、折敷になります。

合理的な機能が備わっていますね。

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